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井の低い場所でも、容易にメカニカルシールの交換ができます。2.減速機部が水平方向にスイング移動しますので、減速機部にさえぎられることなく、メカニカルシールユニットは真上に抜き取ることができます。3.メンテナンス等の時間は大幅に削減され、運転停止時間の短縮、稼働率の向上につながります。4.メカニカルシールユニットを吊り上げる設備がない場合でも、付属品の簡易サポート(オプション)付きウインチで吊り上げ、抜き取ることができます。5.メカニカルシールユニット全体が取り出せますので、安全な場所で分解や補修、再組立ができ、漏れ試験も確実に行えます。6.減速機部の旋回(下図3)の機構を省いた、簡易形のメカニカルシール着脱ミキサーも用意しています。撹拌機設置場所に据え付けられている、ウインチ等で減速機部を取り外し、ユニットを抜き取ることができます。(他の機構は同じです。)す。●②スリーブセットカラーを緩めます。●次に③リジッドカップリング接合ボルトを緩めます。●④アダプタフレーム接合ボルトを緩めていきます。一般に漏れを嫌う場合に使用され、高温・高圧下でもすぐれた性能を発揮するのが、メカニカルシール方式です。1.漏れがほとんどありません。2.端面接触のため、摺動面積がせまく、摩擦係数も小さいので消費動力が小さくなります。3.駆動軸の損傷がありません。4.高PV値の条件に使用できます。5.普通、1~2年の連続運転にも耐える長寿命計画です。6.冷却装置を採用すれば、高温液体(+300℃ぐらいまで)にも使用可能となります。また低温液体(-50℃)にも耐えることが可能です。7.増締め調整は不要です。平面図111.準備●タンク内圧を常圧にします。(危険ガスは缶内置換が必要)● メカニカルシールスリーブに①セットプレートを取りつけま④ アダプタフレーム接合ボルト③ リジッド カップリング 接合ボルト①セットプレート②スリーブセットカラー2.引き上げ●アダプタフレームに⑤抜きタップをネジ込みます。● ⑥スイベル(回転環)下端のボルトを、⑤の抜きタップと 交互にネジ込んでいきます。●フレーム部と減速機部とが分離してきます。⑤抜きタップ⑥ スイベル(回転環)下端のボルトメカニカルシール着脱ミキサー(E1タイプ)1.簡単な工夫と準備操作で、撹拌機の減速部を取り外すことなく、天メカニカルシールの特長簡単・便利・長寿命ーお客様の使い勝手を最優先しました。

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