5LINE MIXERSモータ軸封部ミキシングシェル多孔板D.S.インペラバッフルプロペラD.S.インペラピッチドタービンバッフルインサート液出口液入口バッフル軸封部モータミキシングシェル立形インペラ3枚プロペラ立形は、ミキシングシェル内に多孔板状のバッフル(邪魔板)を設けて、強撹拌室を形成させます。極力ショートパスを防ぎながら流量損失がほとんど生じない仕組みになっています。撹拌翼は、キャビテーションと乱流作用を生かした独特のDSインペラと3枚プロペラの2段を装着しています。低粘度大流量処理の、液ー液混合に威力を発揮します。最も一般的なインペラで、船舶用プロペラに由来する高吐出、低剪断形です。旋回成分を含んだ高速軸流は、伴流をおこして槽内に大きな循環流をつくり出します。インペラは、撹拌装置の中でも重要な部分です。それは機械動力を撹拌エネルギーにかえ、直接液体をかき混ぜる部品だけに形状からヒネリ、回転バランスまでその一つひとつが撹拌効率を左右する大きな要素だからです。横形横形は、インレットノズルがシェルに直角に、しかも偏心取り付けされた構造です。流入液は、液流速によって旋回流となり、シェルの端面から突き出たバッフル(邪魔板)が旋回流に乱れを起こさせます。一方DSインペラが旋回流とは逆方向に回転しているため、液との相対速度は倍加し、液は激しく混合されます。それと同時にインペラの周辺部に発生するキャビテーションが液に強力に作用し、微視的混合が速やかに達成されます。つぎに円環状隔壁によって液はバッフルインサート内に導かれ軸流傾斜タービンによる2次混合作用を受けたのち、端面バッフルに吹き付けられ、さらに再混合される仕組みです。つまり完全撹拌混合を目的とし、例えば界面活性剤なしでも水と油を大量に瞬時に乳化状態にして流出させることができます。ピッチドタービン板ブレードに傾斜および後退角度を持たせ軸流と輻流を与えることによって、ディスクの欠点であった槽内上下の不均一性を、孔を設け解消しました。独特のフローパターンにより、効率の良い撹拌・混合・分散効果が得られます。DSインペラディスクの外周にノコ歯状のエッジを持っており、高速回転により、強力な剪断・分散作用をおこします。同時に発生する軸流により槽内に十分な循環流を与えます。
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